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CentOS 6.4 をインストールする

ダウンロードした CentOS 6.4 を、作成した仮想 PC にインストールします。

  1. ダウンロードした CentOS 6.4 (iso ファイル) を、仮想 PC の起動 CD としてセットする。

  2. 「ストレージ」をクリックする。

  3. 「ストレージツリー」の中の CD アイコンをクリックする。

  4. 「CD/DVDドライブ」の CD アイコンをクリックし、「仮想CD/DVDファイルの選択...」を選択する。

  5. ダウンロードした CentOS 6.4 (iso ファイル) を選び、「開く」をクリックする。

  6. 「OK」ボタンをクリックする。

    これで、仮想 PC に CentOS 6.4 のインストール DVD を挿入したことになります。

  7. 「起動」ボタンをクリックする。

  8. 「Enter キー」を押す。


  9. 「Skip」を選択し、「Enter キー」を押す。

  10. 「Next」をクリックする。

  11. 「Japanese (日本語)」を選び、「Next」をクリックする。

    インストール中に表示する言語の選択です。

  12. 「日本語」を選び、「次」をクリックする。

    使用しているキーボードの選択です。日本語キーボードを使用していれば「日本語」を選択します。

  13. 「基本ストレージデバイス」が選択されたまま、「次」をクリックする。

  14. 「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください」を選び、「次」をクリックする。

  15. 「ホスト名」を入力し、「次」をクリックする。

    ホスト名は任意ですので、用途に合わせて好きな名前を入力してください。

  16. 「アジア/東京」が選べれている状態で、「次」をクリックする。

    VirtualBox はデフォルトでシステムクロックに UTC を使用するため、「システムクロックで UTC を使用」のチェックは入れたままにします。

  17. root のパスワードを入力し、「次」をクリックする。

    root は管理者用アカウントで、Linux では非常に重要なユーザーです。
    入力するパスワードは任意で何でもいいですが、忘れないようにしましょう。

  18. 「とにかく使用する」を選択し、「次」クリックする。

    入力したパスワードが簡単すぎる場合にこのパネルが出ます。
    本来ならもっと複雑なパスワードを使用するべきでしょうが、テスト環境で使用するため入力したパスワードを使用します。

  19. 「すべての領域を使用する」を選択し、「次」をクリックする。

  20. 「変更をディスクに書き込む」を選択し、「次」をクリックする。

  21. 「Desktop」を選び、「次」をクリックする。

    使用する環境に合わせて適切なものを選択します。
    Linux 初心者が勉強のためにインストールするのであれば「Desktop」が無難です。
    また、一番下にある「今すぐカスタマイズ」を選択すると、詳細なインストールオプションの選択が可能です。ただし今回は使用しません。

  22. インストールが開始。


  23. インストールが終了。「再起動」をクリックする。


  24. 「進む」をクリックする。

  25. ライセンスに同意して、「進む」をクリックする。

  26. ユーザアカウントを作成し、「進む」をクリックする。

    「ユーザー名」「パスワード」は任意です。
    ここで作成するユーザアカウントは、root のような管理者アカウントではなく、一般ユーザアカウントです。

  27. 「はい」を選択し、「進む」をクリックする。

    root の時と同じように、入力したパスワードが簡単すぎる場合にこのパネルが出ます。

  28. 日付と時刻を確認し、「進む」をクリックする。

    今回は使用しませんが、NTP サーバーに日付と時刻を同期させる場合は、「ネットワーク上で日付と時刻を同期化します」にチェックを入れ、同期させる NTP サーバーを設定します。

  29. 「OK」を選択し、「進む」をクリックする。

  30. 「終了」をクリックする。

    Kdump は、システムがクラッシュした時の情報をダンプするツールです。そしてダンプしたファイルを後から解析し、システムがクラッシュした原因を究明します。

  31. ユーザをクリックする。

    これは CentOS のグラフィックモードでのログイン画面です。

  32. パスワードを入力し、「ログイン」をクリックする。


  33. 右上の「ネットワーク」アイコンを確認する。


    「赤×」表示で、マウスオーバーすると「ネットワーク接続がありません」と表示される場合は、「ネットワーク」アイコンをクリックして、「System eth0」を選択する。


    「ネットワーク」アイコンから「赤×」がなくなり、マウスオーバーすると「有線ネットワーク接続 'System eth0' はアクティブです」と表示されればネットワークに接続されています。


  34. 「ネットワーク」アイコンを右クリックして、「接続を編集する...」を選択する。

  35. 「編集」をクリックする。

  36. 「自動接続する」にチェックを入れ、「適用...」をクリックする。

    CentOS 起動時に、ネットワークを自動接続します。

  37. root のパスワードを入力し、「認証する」をクリックする。

    一般ユーザの penguin でログインして作業を行っていましたが、ネットワークの設定の変更は root 権限が必要なため、root のパスワードの入力を要求されました。

  38. 「閉じる」をクリックする。

  39. CentOS のメニューバーの「システム」→「設定」→「スクリーンセーバー」を選択する。

  40. 「アイドル状態になったらスクリーンセーバーを起動する」のチェックを外し、「閉じる」をクリックする。

    通常、ゲスト OS にはスクリーンセーバーは不要です。

  41. システムをシャットダウンする。