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VirtualBox のインストールと基本的な使用方法
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仮想 PC のコピーを作成する
Windows 8.1 評価版がインストールされた仮想 PC を雛形として、これのコピーを作成します。VirtualBox ではこれを「コピーの作成」とは言わず「クローンの作成」と言います。
「スナップショット」をクリックする。
「スナップショット作成」アイコンをクリックする。
スナップショットに名前を付けて「OK」をクリックする。(名前は何でもよい)
これで現在の状態のスナップショットが撮れました。
スナップショットは、撮った瞬間のファイルシステムのイメージを保持したもので、この撮ったスナップショットを基に仮想 PC を作成します。
撮ったスナップショットを右クリックし、「クローン...」を選択する。
名前を付け、「すべてのネットワークカードのMACアドレスを再初期化」にチェックを入れ、「次へ」をクリックする。
「リンクしたクローン」を選択し、「クローン」をクリックする。
クローンには、「すべてをクローン」と「リンクしたクローン」があります。
「すべてをクローン」はその名前通り、設定ファイルからディスクドライブファイルまで全てをコピーしますので、もしクローン元 (コピー元) を削除してもクローンした仮想 PC は利用できます。ただしホスト PC のハードディスクには、コピー元と同じだけのディスク領域を占有します。
「リンクしたクローン」は、クローン元の現在のディスクドライブファイルを基にして、その差分のみでクローン先 (コピー先) のディスクドライブファイルを構成します。リンククローン時からの差分のみでディスクドライブファイルが構成されるため、ホスト PC のハードディスクは「すべてをクローン」よりもずっと少ないディスク領域で済む代わりに、クローン元 (コピー元) を削除することができません。
「Win8.1」のクローン (コピー) として「PC-A」の仮想 PC が作成された。
「PC-A」は、Windows 8.1 評価版がインストールされた「Win8.1」のコピーなので、当然 Windows 8.1 評価版がインストールされている状態です。
同様にして「PC-B」「PC-C」「PC-D」を作成する。
全く同じなので、作成画面は飛ばします。
「詳細」をクリックする。
ここでは説明しませんが、スナップショットは非常に便利な機能で、クローンの作成以外でもよく使います。