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CiscoルータとPCをコンソールケーブルで接続する

ネットワーク構成図

  1. コンソールケーブル (ロールオーバーケーブル) を用意する。
  2. 何も設定していない Cisco ルータや Catalyst スイッチを設定するためには、コンソールケーブル (ロールオーバーケーブル) で設定用 PC と Cisco ルータや Catalyst スイッチを接続し、設定用 PC 側のターミナルソフト (例えば、Tera Term) を使って PC から Cisco ルータや Catalyst スイッチの設定を行います。



    コンソールケーブルは、片側が RS-232C インターフェイスで、もう片側が RJ-45 インターフェイスになっています。
  3. Cisco ルータにコンソールケーブルを接続する。
  4. Cisco ルータには CONSOLE と印字されているコンソールポートがあります。



    このコンソールポートにコンソールケーブルの RJ-45 インターフェイスを接続します。

  5. PC にコンソールケーブルを接続する。
  6. PC には RS-232C のシリアルポート(9pin)があります。



    このシリアルポートにコンソールケーブルの RS-232C インターフェイスを接続します。



    ただし、最近のほとんどの PC には RS-232C のシリアルポートがありません。この場合は、USB シリアル変換ケーブルを使って接続します。コンソールケーブルと USB シリアル変換ケーブルを接続し、それを PC のUSB ポートに接続します。



    USB シリアル変換ケーブルを PC に接続し、必要な場合は USB シリアル変換ケーブル用ドライバーソフトを PC にインストールします。そして、PC のデバイスマネージャーで USB シリアル変換ケーブルを認識していること、および COM ポート番号をチェックしておきます。



    PC に複数のシリアルポートがあれば、もしくは、複数の USB シリアル変換ケーブルを使用すれば、1台の PC に複数の Cisco デバイスを接続することもできます。PC に USB の空きポートがない場合、USB ハブを使用して接続します。

    最近発売された Cisco ルータや Catalyst スイッチには USB コンソールポートの付いているものもあります。



    いずれは、RJ-45 コンソールポートはなくなり、USB コンソールポートだけになるんでしょうね。