ネットワーク構成図
- ルータからのメッセージによりコマンド入力が妨害されないようにしなさい。
RT-A# conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
RT-A(config)# line con 0
RT-A(config-line)# logging synchronous
RT-A(config-line)# ^Z
RT-A#
- 設定したコンフィグを確認しなさい。
RT-A# show run
!
!
line con 0
exec-timeout 0 0
logging synchronous ← 反映されている
line aux 0
line vty 0 4
login
transport input all
!
!
コマンド入力中にルータからのメッセージが表示され、入力中のコマンドが分割されてしまうことがあります。例えば「conf t」と入力しようとすると、以下のように「co」と「nf t」の間に、ルータからのメッセージが入ってしまい、何のコマンドを入力したのか、正しいコマンドが入力されたのか、わからなくなってしまうことがあります。
RT-A# co
*Mar 1 00:21:24.771: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by consolenf t
logging synchronous を事前に設定しておくと、コマンド入力中にルータからのメッセージが表示されても、入力したコマンドがメッセージの後に再表示されますので、引き続きコマンド入力を行うことでコマンドが分割されずに入力できます。
RT-A# co
*Mar 1 00:21:24.771: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
RT-A# co
logging synchronous コマンドは line vty にも設定できます。