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タイムアウトによるログアウトを停止する

ネットワーク構成図

  1. コンソール接続時に、タイムアウトによりログアウトしないように設定しなさい。
  2. RT-A# conf t
    Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
    RT-A(config)# line console 0
    RT-A(config-line)# exec-timeout 0 0   ← exec-timeout 分 秒
    RT-A(config-line)# ^Z
    RT-A#
    
    コンソールポートの設定を行う場合、line console コマンドを使用します。通常 Cisco ルータのコンソールポートは1つですので line console 0 を使用します。(0 から始まる)
  3. 設定したコンフィグを確認しなさい。
  4. RT-A# show run
    !
    !
    line con 0
     exec-timeout 0 0   ← 反映されている
    line aux 0
    line vty 0 4
     login
     transport input all
    !
    
    !
    !
    
    一定時間 (デフォルトでは10分) ルータの操作をしないと、コンソールからタイムアウトにより自動でログアウトしてしまいます。
    うっかりログアウトせずにルータから離れた時には有効なセキュリティ機能ですが、ルータの設定途中にログアウトしてしまうこともよくあります。このような場合、ログアウトする時間を長く設定したり、exec-timeout 0 0 コマンドで自動ログアウトを停止させたりすることがよくあります。また、exec-timeout 0 0 コマンドの代わりに、no exec-timeout コマンドでも自動ログアウト機能を停止させることができます。

    コンソールポートに設定した内容は show line console 0 で確認することができます。
    RT-A# show line console 0   ← exec-timeout 0 0 を設定する前
        ・
        ・
    Timeouts:    Idle EXEC    Idle Session    Modem Answer    Session    Dispatch
                  00:10:00       never                           none     not set
        ・
        ・
    
    RT-A# show line console 0   ← exec-timeout 0 0 を設定した後
        ・
        ・
    Timeouts:    Idle EXEC    Idle Session    Modem Answer    Session    Dispatch
                   never         never                           none     not set
        ・
        ・