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複数のルータでTelnetを使用する (outgoing Telnetセッションの確認と切断)

※ 前の「シナリオ」の続きとして記載しています。
ネットワーク構成図

  1. RT-A と RT-C に、次のパスワードを設定しなさい。
  2. 暗号化される特権パスワードcisco
    vty(telnet) パスワードvtypass
    < RT-A >
    RT-A# conf t
    Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
    RT-A(config)# enable secret cisco
    RT-A(config)# line vty 0 4
    RT-A(config-line)# password vtypass
    RT-A(config-line)# login
    RT-A(config-line)# ^Z
    RT-A#
    
    < RT-C >
    RT-C# conf t
    Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
    RT-C(config)# enable secret cisco
    RT-C(config)# line vty 0 4
    RT-C(config-line)# password vtypass
    RT-C(config-line)# login
    RT-C(config-line)# ^Z
    RT-C#
    
    RT-B から RT-A に telnet し、この telnet を中断して RT-B に戻り、次に、RT-B から RT-C にtelnetし、この telnet も中断して再度 RT-B に戻り、RT-B でこれらの telnet セッションの確認と切断を行います。

  3. RT-B から RT-A に telnet し、次に、接続を維持したまま RT-B に戻りなさい。
  4. < RT-B >
    RT-B# telnet 192.168.1.1 
    Trying 192.168.1.1 ... Open
    
    
    User Access Verification
    
    Password: vtypass    ← 実際には表示はされない
    RT-A> en
    Password: cisco      ← 実際には表示はされない
    RT-A#      ← ここで Ctrl+Shift+6 キーを押し、その後、X キーを押す
    RT-B#      ← プロンプトが RT-A から RT-B に変わったので、RT-B に戻っている
    
  5. RT-B から RT-C に telnet し、次に、接続を維持したまま RT-B に戻りなさい。
  6. < RT-B >
    RT-B# telnet 192.168.1.1 
    Trying 192.168.1.1 ... Open
    
    
    User Access Verification
    
    Password: vtypass
    RT-A> en
    Password: cisco
    RT-A#
    RT-B# telnet 192.168.1.6
    Trying 192.168.1.6 ... Open
    
    
    User Access Verification
    
    Password: vtypass    ← 実際には表示はされない
    RT-C> en
    Password: cisco      ← 実際には表示はされない
    RT-C#      ← ここで Ctrl+Shift+6 キーを押し、その後、X キーを押す
    RT-B#      ← プロンプトが RT-C から RT-B に変わったので、RT-B に戻っている
    
  7. RT-B で、RT-B が他のルータに telnet しているセッションを表示しなさい。
  8. < RT-B >
    RT-B# sh sessions
    Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
       1 192.168.1.1         192.168.1.1            0     1 192.168.1.1
    *  2 192.168.1.6         192.168.1.6            0     0 192.168.1.6
    
    RT-B#
    
    show sessions コマンドで、自ルータが他ルータに telnet しているセッションを表示することができます。
    表示されているIPアドレス判断できますが、1番は RT-A への telnet で、2番は RT-C への telnet です。



    RT-Bには、中断している2つの telnet セッション (1番と2番) があります。
    では、ここで Enter キーを2回押すと、どちらのセッションが再開されるのでしょうか?
  9. 文字の未入力状態で Enter キーを2回押しなさい。
  10. < RT-B での操作 >
    RT-B# sh sessions
    Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
       1 192.168.1.1         192.168.1.1            0     1 192.168.1.1
    *  2 192.168.1.6         192.168.1.6            0     0 192.168.1.6
    
    RT-B#      ← 文字を何も入力していない状態で Enter キーを押す
    [Resuming connection 2 to 192.168.1.6 ... ]   ← 192.168.1.6 (RT-C) への接続再開中 ... 
               ← Enter キーを押す
    RT-C#      ← プロンプトが RT-B から RT-C に変わり、RT-C への telnet セッションが再開された
    
    文字の未入力状態で Enter キーを2回押すと、直前の telnet セッションを再開します。
    show sessions コマンドで、2番の行の先頭に「*」が付いていますが、この「*」が付いたセッションが直前のセッションです。
  11. RT-C への telnet を中断し、RT-B に戻りなさい。
  12. < RT-B での操作 >
    RT-B# sh sessions
    Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
       1 192.168.1.1         192.168.1.1            0     1 192.168.1.1
    *  2 192.168.1.6         192.168.1.6            0     0 192.168.1.6
    
    RT-B#
    [Resuming connection 2 to 192.168.1.6 ... ]
    
    RT-C#      ← ここで Ctrl+Shift+6 キーを押し、その後、X キーを押す
    RT-B#      ← プロンプトが RT-C から RT-B に変わったので、RT-B に戻っている
    
    では、RT-A への telnet セッションを再開されるにはどうすればいいでしょうか?
  13. RT-B で、resume 1 コマンドを実行しなさい。
  14. < RT-B での操作 >
    RT-B# resume 1 
    [Resuming connection 1 to 192.168.1.1 ... ]   ← 192.168.1.1 (RT-A) への接続再開中 ... 
               ← Enterキーを押す
    RT-A#      ← プロンプトが RT-B から RT-A に変わり、RT-A への telnet セッションが再開された
    
    resume <セッション番号> コマンドで、その番号の telnet セッションを再開することができます。
    セッション番号は、show sessions で行の先頭に表示された番号です。
  15. RT-A への telnet を中断し、RT-B に戻りなさい。
  16. < RT-B での操作 >
    RT-B# resume 1 
    [Resuming connection 1 to 192.168.1.1 ... ] 
    
    RT-A#      ← ここで Ctrl+Shift+6 キーを押し、その後、X キーを押す
    RT-B#      ← プロンプトが RT-A から RT-B に変わったので、RT-B に戻っている
    
  17. 再度 sh sessions コマンドを実行し、RT-A と RT-C へ telnet しているセッションを切断しなさい。
  18. < RT-B での操作 >
    RT-B# sh sessions
    Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
    *  1 192.168.1.1         192.168.1.1            0     0 192.168.1.1
       2 192.168.1.6         192.168.1.6            0     0 192.168.1.6
    
    RT-B# disconnect 1    ← RT-A へのセッションを切断
    Closing connection to 192.168.1.1 [confirm] < Enter >
    RT-B# disconnect 2    ← RT-C へのセッションを切断
    Closing connection to 192.168.1.6 [confirm] < Enter >
    RT-B#
    
    自分自身が telnet 接続をしているセッションを切断する場合は、disconnect <セッション番号> コマンドを使用します。セッション番号は、show sessions で左側に表示された番号です。

  19. RT-B が他のルータに telnet しているセッションを表示しなさい。
  20. < RT-B での操作 >
    RT-B# sh sessions
    % No connections open    ← RT-B が telnet しているセッションはない
    RT-B#
    
    接続したセッションを全て disconnect したので、残っているセッションはありません。