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Inverse ARPの有無とDLCIの指定のまとめ

ちょっとわかりにくいのでまとめてみました。
ただし Inverse ARP が有効でも、PVC で直接接続していないスポーク同士の接続には静的マップエントリの作成が必要です (ルータでルーティングをすれば必要ない)。詳しくはラボ・シナリオのフレームリレーのページを見てください。
接続形態 Inverse ARPDLCI の指定静的マップエントリの作成
物理インターフェイス 有効不要不要
無効不要必要
マルチポイント・サブインターフェイス 有効必要不要
無効不要必要
ポイントツーポイント・サブインターフェイス 利用しない必要不要
※ 不要は「してはいけない」ではなく「する必要がない」です。

● Inverse ARP を有効にする (デフォルト)
 frame-relay inverse-arp

● Inverse ARP を無効にする
 no frame-relay inverse-arp

● DLCI を指定する
 frame-relay interface-dlci {ローカル DLCI} [ietf | cisco]

● 静的マップエントリを作成する
 frame-relay map {プロトコル} {相手のアドレス} {ローカル DLCI} [broadcast] [ietf | cisco]