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電源オプション

今日は、電源オプションをやってみようかな。

これも、MCPの試験項目にあったね。

「Configure Power Options」
(電源オプションの構成)


でも、「Configuring and Troubleshooting Mobile Computing」
(モバイルコンピュータの構成とトラブルシューティング)

の章にあったので、モバイルコンピュータを外に持ち出して、充電池で使用する場合の設定項目が多そうだね。僕のようにデスクトップPCを使っている場合は、あまり設定変更は必要ないのかもしれないな。なので、試す項目はあまり多くはないかもしれないけど、試験に関係しているので念のためやってみるね。




まずは、「スタートメニュー」をクリックして、「電源ボタン」のマークの上にポインタを置いてみる・・・

「すばやく作業を再開できるように、セッションを保存してコンピュータを低電力の状態にします」と表示される。







ここで電源ボタンをクリックすると、「スリープ」という低電力の状態になるんだって。この「スリープ」という機能は、XPの「スタンバイ」と「休止」を合わせたものなんだって。


この機能に関して、インターネットで調べた内容を少しまとめてみました・・・

『デスクトップPCの「スリープ」は、メモリとHDDの両方にデータを保存して、普段はメモリからデータを読み込んでPCを素早く起動する。停電や、誤って電源ケーブルを抜いてしまったときには、HDDのデータを使って起動する。
ノートPCの「スリープ」は、まずはメモリにデータを保存して、充電が少なくなってくると自動的にHDDに保存する。
この機能はXPでいうところの、「スタンバイ」と「休止」を合わせたもので、「スタンバイ」だと、データはメモリに保存され、「休止」だとHDDに保存される。XPのときにはどちらか一方しか選択できなかったので、例えば「スタンバイ」を選択した場合には、停電や、誤って電源ケーブルを抜いてしまった際には、データが失われてしまった』


ということみたい。

Vistaのスリープはすごい機能なんだね。PCを省電力にして、終了と起動を早めるだけではなく、データをしっかり保存することができるっていうことだね。




では実際にどうなるか試してみるね・・・


メモ帳を開いて「テスト」と記入。







保存はしないでそのままの状態で、電源ボタンを押してスリープ状態にする。







一瞬にしてPCの画面が真っ暗になって、スリープ状態になったな。




では、PCの電源ボタンを押して・・・


お、これは早い!数秒で立ち上がったし、メモ帳も開いたまま残ってる!







スリープ状態でPCを終了して、再度PCを起動したときには、ファイルは終了する前と同じ状態で残ってるんだね。





それじゃあ次は、スリープ状態のときに電源ケーブルを抜いてみよう。
通常、電源ケーブルを抜いてしまうと、保存していないデータは無くなってしまうけど、スリープ状態では本当に大丈夫なのか?


ではまたさっきと同じように、テストと書いたメモ帳を開いたままスリープ状態にして・・・
ちょっとイヤだけど、PCの電源ケーブルを抜く!



電源が切れた・・・(汗;



では再度コンセントに差し込んで、電源を入れる・・・

あ、何これ?見たことない画面が一瞬立ち上がった。
「Widowsを再開してます」だって。
でもその後ずっと真っ暗な画面・・・(汗;

・・・・・・・・・・


あ、ようやく立ち上がった・・・だいたい1分位かかったかな。
まこすけのパスワード入力画面が出たのでパスワードを入力・・・

・・・・・・・・・・



お!すごい!メモ帳がそのままの形で残ってる!
スリープ状態のときに、誤って電源ケーブルを抜いてしまっても大丈夫だっていうことだね!

でも、メモリからデータを読み込むときに比べて、10倍位起動に時間がかかったね。








あとは・・・
他の終了方法はどんなものがあるのか確認しておこう。

「スタート」 → 「右下の三角マーク」 の上にポインタを合わせる・・・

こんな感じになってるんだね。
ログオフ、再起動、シャットダウンなどは、ここで選べるんだね。







それから、スタートメニューのクラシック表示もあるみたい。
スタートボタンを右クリックして、プロパティを開く。







「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」画面が表示されるので、「[スタート]メニュー」になっているのを、「クラシック[スタート]メニュー」に変更してOK。







スタートボタンをクリック。

シャットダウンがデフォルトで表示されている、以前のWindowsのようなスタートメニューに変わったね。







では元に戻しておこう・・・





次は、「コントロールパネル」 → 「ハードウェアとサウンド」 → 「電源オプション」 → 「電源ボタンの動作を選択する」 をクリック。







ここでは、PC本体の電源ボタンを押したときに、どのような終了方法にするか設定できるんだって。

デフォルトでは「シャットダウン」になってるけど、これを「スリープ状態」に変更してみよう。







「変更の保存」をクリック。







実際にPC本体の電源ボタンを押してみるね・・・

うん、スリープになったね!



それじゃあ、再度電源ボタンを押して起動。
まこすけのログイン画面になったのでパスワードを入力。
では設定を元に戻しておこう。




それから、電源オプションの画面で、最初に表示されている「電源プラン」だけど、モバイルPCを使っている人が、バッテリを長持ちさせたり、システムのパフォーマンスを最大限発揮させたりする際に、いろいろと変更するらしいんだ。バッテリを長持ちさせるには、真ん中の「省電力」を選択すればいいみたいだね。

僕の場合はデスクトップPCなのであまり関係なさそうだけど、どうなっているのか簡単に見てみよう。

「プラン設定の変更」をクリック。







ここで、ディスプレイの電源を切る時間や、スリープ状態にする時間を設定できるんだね。デフォルトではこうなってるんだね。

あとは、スタートメニューの「電源ボタン」を変更してみよう。「詳細な電源設定の変更」をクリック。







「電源ボタンとLID」 → 「[スタート]メニューの電源ボタンの操作」 をクリック。

「スリープ状態」から「シャットダウン」に変更してOK。







「スタート」ボタンをクリック。

「スリープボタン」ではなく「シャットダウンボタン」に変わったね。






では実際にこのボタンを押して、シャットダウンしてみよう・・・

うん、シャットダウンになったね。

では再度PCを立ち上げて、設定を元に戻しておこう。




それから、XPや2000では、スタートボタンをクリックした後、「終了オプション」(XPの場合)、または「Windowsの終了」(2000の場合)をクリックすると、「コンピュータの電源を切る」(XPの場合)、または、「Windowsのシャットダウン画面」(2000の場合)が表示されてから、シャットダウンや再起動などを選択して終了していたけど、Vistaになってからはその画面が出てこなくて、いきなり終了してしまうんだよね。
少し物足りなさを感じていたんだけど、いろいろと調べてみたら、2000と同じ「Windowsのシャットダウン画面」を表示させる方法があったみたい。



デスクトップがアクティブな状態で「Alt + F4」ボタンを押すと、この画面が出てくるんだって。これで、今までのように、ワンクッション置いて終了ができるんだね。







以上で電源オプションは終了しようかな。


Vistaでの電源オプションの最大の特徴としては、XPの「スタンバイ」と「休止」を合わせた「スリープ」という新機能が追加されたことだろうな。
最近では、テレビチューナ内蔵のPC(僕のVaioもそうだんなけど)が増えてきているから、起動や終了にかかる時間を短くして、テレビのような感覚でPCが使えるように改良されてきているのかもしれないな。