本ラボ・シナリオでは、ラボ内で使用している PC には VirtualBox の仮想 PC にインストールした Windows 8.1 を使用していますので、Windows 8.1 でのIPアドレスの設定をここでは行います。ただ現在最も多く利用している PC は Windows 7 だと思いますので、Windows 8.1 と異なる部分のみ Windows 7 についての追記を行っています。
Windows のIPアドレスの設定は一般的には GUI で行いますが、コマンドでも行うことができます。本ラボ・シナリオでは簡易性を考慮して、コマンドでの設定を基本としています。ただし、ここでは GUI とコマンドの両方の設定を行います。
※ 当ラボ・シナリオと同様に仮想 PC を使用する場合は、仮想 PC のネットワークはブリッジモードに設定する必要があります。
参考 : 仮想 PC のネットワークを設定する
まずは GUI での設定方法です。
Windows 8.1 の場合
[デスクトップ] モードで、[スタート] ボタンを右クリックし、[ネットワーク接続] を選択する。
設定を変更したいネットワークインターフェイス (イーサーネット) を選択する。
今回は1つしか表示されていませんが、ここには PC が持つネットワークインターフェイスごとに [ネットワーク接続のアイコン] が表示されます。また、Windows 7 までは、有線 LAN の接続インターフェイスは「ローカル エリア接続」という名前が標準だったのですが、Windows 8.1 (Windows 8 も同様) では「イーサネット」という名前に変わっています。ただしこの名前はユーザが変更可能です。